マスミ鞄嚢 営業部の植村亮祐です。
今回は、MASMI ESSENTIALより商品紹介です。
ご紹介するのは、Supple KINCHAKU bag。

ショルダーバッグ以外で男性がお出かけの時に使用できるバッグで何か良いものがないかなと考えたときに布の巾着バッグを自宅で見つけました。
巾着はかなり昔から人々の生活に馴染んでいるバッグで、日本でも戦国時代~江戸時代にかけて普及しています。
この普遍的なアイテムを上質なレザーで製作することでお出かけの時に気分が上がるファッションアイテムとして製作したいと思いました。

いたってシンプルな仕様の巾着バッグですが、使用しているレザーにはこだわっております。
ボディには1927年創業 フランスのRemy Carriat社のトリヨンラグーンを使用。
トリヨンラグーンはキップでナチュラルシュリンクレザー。大判で肉厚なレザーでもっちりとした質感が個人的には大好きです。ショルダー部分はきめ細かいですが、おなか周りはシュリンクが大きくなっています。
MASMI ESSENTIALの商品には余すことなくレザーを使用しているのでシュリンクが細かく上品なものもあれば、大き目でワイルドなものもあります。これは完全に好みにはなりますが、男性の方は大き目のシボを好まれる方も結構いらっしゃいます。


ハンドルやドローコードに使用しているのは前の記事でも紹介したDupuy社のシャトーブリアン。
きめ細かなカーフレザーで柔らかなシュリンクレザーとのコントラストが美しいです。


このバッグの仕様でのこだわりは金具を使用しないところにあります。
金具を使用せず、レザーのみで仕立てることでミニマムで洗練されたデザインになっているかと思います。ドローコードにもシャトーブリアンを使用し丁寧にコバ塗り仕上げ。


シンプルなデザインですが、細かい部分にマスミ鞄嚢のモノづくりのエッセンスも取り入れています。
ドローコード先のこのデザインも箱型バッグの金具から着想を得たもの。
シンプルなデザインだからこそ細部までデザインにはこだわっております。
シンプルで上質なバッグなので日常のファッションに溶け込み使いやすいです。
実際に私もヘビーユーズしており、特に繊細な生地の洋服の時はショルダーバックにすると擦れたりするのが気になるのでこの巾着バッグを持つようにしています。
気軽に使えるけど上品なアイテムですので是非弊社ファクトリーショップ、オンラインショップにてご覧になってみてください。
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